大阪万博2025の見どころ総まとめ!必見パビリオンなど注目スポット7選

expo2025 トレンド

大阪万博2025がいよいよ開催間近づいてきました!本会は1970年以来55年ぶりに日本で開催される国際博覧会で、世界中から最新技術や文化が大集合する大型イベントです。本記事では、大阪万博2025の見どころを総まとめしてご紹介します。

大阪万博2025の基本情報

開催期間     2025年4月13日(日)〜10月13日(月)
開催地夢津(ゆめしま)(大阪ベイエリア)
テーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」
チケット情報入場チケットは電子チケットです。公式販売Webサイトからスマートフォンやパソコンからの購入となります。

大阪万博の見どころをご紹介!注目スポット7選!

1.世界最大級の木造建築「大屋根(リング)」

会場のシンボルとなる「大屋根(リング)」は、全長約2キロメートル、高さ12~20メートル、幅30メートルの世界最大級の木造建築物です。この大屋根の上を歩くことで、会場全体や大阪湾を一望できます。

また会場の主動線として円滑な交通空間であると同時に、雨風、日差し等を遮る快適な滞留空間として利用されます。

建築面積:61,035.55 m²
内径:約615m
外径:約675m
幅:約30m
高さ:約12m(外側約20m) ※来場者が歩くことができるスカイウォークの高さ
使用木材:(国産)スギ、ヒノキ (外国産)オウシュウアカマツ ※国産が約7割、外国産が約3割

出展:EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト

2.最新技術の体験ゾーン

2025年に開催される大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」のもと、最新技術を体験できる「スマートモビリティ万博」が注目を集めています。​このゾーンでは、以下の未来の移動手段や技術が展示され、来場者に新たな社会の可能性を提示します。​

空飛ぶクルマ

万博の目玉の一つとして、「空飛ぶクルマ」の実演が予定されています。​株式会社SkyDriveは、会場内外を結ぶエアタクシーサービスの運航事業者に選定されており、最新の機体「SD-05」を用いたサービスを提供する予定です。 ​また、近畿経済産業局は、水素エンジンを動力源とする一人乗りドローン「HyDrone」の開発プロジェクトを立ち上げ、万博でのデモフライトを目指しています。

自動運転EVバス

会場内の移動手段として、自動運転技術を搭載した電気バス(EVバス)が導入されます。​レベル4相当の自動運転機能や走行中給電などの新技術が融合されたこれらのバスは、持続可能で効率的な公共交通の未来像を示しています。

水素燃料電池船

カーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組みとして、水素と電気のハイブリッドで航行する水素燃料電池船が展示されます。​これは、旅客船として国内初の試みであり、海上輸送の未来を体感することができます。

共存型ロボット

会場内では、人と共存し協働するロボットが多数展示されます。​これらのロボットは、接客や案内、清掃など多岐にわたる業務を担当し、人間との自然なコミュニケーションを実現します。​これにより、ロボットが日常生活に溶け込む未来の社会像を垣間見ることができます。​

5Gネットワークと自動翻訳

高速・大容量の通信を可能にする5Gネットワークが会場全体に導入され、リアルタイムの自動翻訳サービスが提供されます。​これにより、異なる言語を話す来場者同士のコミュニケーションが円滑に行われ、国際的な交流が促進されます。​


kachikochi
kachikochi

大阪・関西万博で最新技術を体験!未来の社会を間近に感じられるかも!

3.パビリオン(シグネチャーパビリオン・民間パビリオン・海外パビリオン)

大阪・関西万博のパビリオンは、大きく分けて以下の3つのカテゴリに分類されます。

シグネチャーパビリオン(テーマ事業パビリオン)

「万博の公式プロジェクトとして、日本の各界で活躍する8人のプロデューサーがそれぞれのテーマに基づきプロデュースする展示パビリオンです。

■シグネチャーパビリオン名​:「Better Co-Being
テーマ:いのちを響き合わせる
プロデューサー:宮田 裕章氏(慶応義塾大学教授)
概要:パビリオンは、会場中央に位置する「静けさの森」の一角に建設され、​屋根や壁を持たず、森と溶け合い、響き合う設計となっており、自然との一体感を感じられる空間が特徴です。
LINK https://co-being.jp/expo2025/

シグネチャーパビリオン​名:「いのちの未来
テーマ:いのちを拡げる
プロデューサー:石黒 浩氏(大阪大学教授、ATR 石黒浩特別研究所客員所長)
概要:約20体のアンドロイドと約30体のロボットが展示され、来場者はこれらと直接触れ合うことができます。​これにより、人間とロボットの共生や、テクノロジーがもたらす未来の可能性を体感できます。
LINK https://expo2025future-of-life.com/

シグネチャーパビリオン名​:「いのちの遊び場 クラゲ館
テーマ:いのちを高める
プロデューサー:中島 さち子氏(音楽家、数学研究者、STEAM 教育家)
概要:パビリオン内の「いのちの根っこ」(1階):では 暗闇の中で感覚を研ぎ澄まし、いのちを“聴く”体験や、360度映像で身体を動かしいのちを“ひらく”体験が提供されます。​全身で世界の音と踊る、その場限りの特別な没入体験が可能です。 ​
LINK https://expo2025-kuragepj.com/

シグネチャーパビリオン​名:「null2
テーマ:いのちを磨く
プロデューサー:落合 陽一氏(メディアアーティスト)
概要:来場者を3Dスキャンし、AIやブロックチェーンで管理されたデジタルアバター「Mirrored Body®」として生成します。 ​このデジタルアバターは、本人の声や動作を模倣しつつ自律的に対話する能力を持ち、来場者は自身のデジタルコピーと対話する新しい体験を通じて、自己の存在やアイデンティティについて深く考える機会を得ることができます。
LINK https://expo2025.digitalnatureandarts.or.jp/

シグネチャーパビリオン名:「いのち動的平衡館
テーマ:いのちを知る
プロデューサー:福岡 伸一氏(生物学者、青山学院大学教授)
概要:生命の本質である「動的平衡」を体感できる独自の展示が特徴で、直径10メートル、全周30メートルの円柱状シアターシステム「クラスラ」は​約32万個のLEDを使用し、細胞分裂や生物の誕生など、38億年にわたる生命の営みを光の点描で表現します。
LINK https://www.expo2025-fukuoka-shin-ichi.jp/

■シグネチャーパビリオン​:「いのちめぐる冒険」
テーマ:いのちを育む
プロデューサー:河森 正治氏(アニメーション監督、メカニックデザイナー、ビジョンクリエーター)
概要:パビリオン内では、最新のMR(複合現実)やVR(仮想現実)技術を駆使した体験型展示が予定されています。​30人が同時に体験できるXR(クロスリアリティ)シアターでは、現実と仮想空間が融合した「いのちをめぐる冒険物語」を体感できます。​また、全身で感じる「いのちのミュージカル」や、超高精細映像を用いた「宇宙の窓」など、多彩な展示が来場者を待ち受けています。
LINK https://shojikawamori.jp/expo2025/

■シグネチャーパビリオン​:「EARTH MART」
テーマ:いのちをつむぐ
プロデューサー:小山 薫堂氏(放送作家、京都芸術大学副学長)
概要:「EARTH MART」では、リオネル・ベカ氏やサンティアゴ・フェルナンデス氏など、国内外の気鋭の料理人5名が参加し、「EARTH FOODS 25」というリストから各自5品の食材を担当し、合計25皿のコンセプト料理を開発・展示します。​これにより、食の多様性と可能性を探求し、来場者に新たな食体験を提供します。
LINK https://expo2025earthmart.jp/

■シグネチャーパビリオン​:「Dialogue Theater–いのちのあかし–」
テーマ:いのちを守る
プロデューサー:河瀨 直美氏(映画作家)
概要:会期中、毎日異なるテーマを設定し、来場者同士が対話を行います。​この対話は、人と人との理解を深め、分断のない未来への第一歩を踏み出すことを目的としています。​また、現代アートチーム「目[mé]」とのコラボレーションにより、芸術的な視点からも対話の重要性が表現されています。
LINK https://expo2025-inochinoakashi.com/


 企業・団体による13の民間パビリオン

パナソニックや吉本興業など、13の企業・団体が独自のパビリオンを展開します。例えば、バンダイナムコは「機動戦士ガンダム」の世界観を発信し、日本ガス協会は「おばけ」をテーマにXRゴーグルをつけておばけたちの 世界を体験できる参加型アトラクションを提供するなど、多彩なコンテンツが用意されています。

「おばけワンダーランド」

「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」

Gundam
出典:GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION

160以上の国と地域のパビリオン

世界160以上の国と地域が参加し、それぞれの文化や技術を紹介するパビリオンが設置されます。各国の特色ある展示を通じて、多様な文化や最新の取り組みを体験できます。

海外パビリオン アーカイブ

4.「One World, One Planet.」ショー

会期中毎日、壮大なショー「One World, One Planet.」が開催されます。会場全体に音楽が流れる中で1,000機のドローンショーや大屋根リングのライトアップ、EXPO ホール「シャインハット」のプロジェクションマッピングなどAR技術を活用し演出が行われます。また、万博会場内外を問わずスマートフォンなどのバーチャル上で「願いの投稿」ができる参加型イベントも実施されます。

5.水素技術展示・体験ブース

水素を活用した月面探査車や水素エンジンモーターサイクルなど、最先端の水素技術に触れられる展示・体験ブースが設けられます。20社以上が出展を予定しており、未来のエネルギー技術を間近で体験できます。

6.本格的なエンターテインメント

万博会期中、音楽フェスやプロレス興行、大相撲万博場所、ロボットイベントなどに加え、万博に公式に参加する国・地域や国際機関「公式参加者」が1日ずつナショナルデー(国・地域)またはスペシャルデー(国際機関)が開催されます。 

kachikochi
kachikochi

各国の文化や多様性を深く知ることができる絶好の機会ですね

7.世界各国の料理や万博限定の特別メニュー

会場内の飲食施設では、世界各国の料理や万博限定の特別メニューを楽しむことができます。

くら寿司大阪・関西万博店

くら寿司大阪・関西万博店では「回転ベルトは、世界を一つに。」をコンセプトに、万博に参加する約70の国と地域の代表料理を再現した特別メニューを提供する予定とのことです。​これらの料理は回転レールに乗せて提供され、各国の味を手軽に楽しむことができます。

SUNTORY PARK CAFE」「水空 SUIKUU

サントリーホールディングス株式会社は、以下2店舗を出店。

カフェテリア「SUNTORY PARK CAFE」
湘南の名店「埜庵(のあん)」監修のプレミアムかき氷「サントリー天然水のかき氷」や食べ応え十分なホットドッグは全6種類。

SUNTORY PARK CAFE
出典:SUNTORY

レストラン「水空 SUIKUU」
国内産の食材を活かしたコース料理とセットメニューとサントリーが特別に開発したビールやワイン、カクテルを楽しみことができるレストラン。メイン料理を選べるプリフィックスのセットプレート2種と、季節ごとに内容が変わるフルコース料理を3種、さらにヴィーガン対応プレートやお子様プレートメニューもあります。

SUIKUU
出典:SUNTORY

パビリオン併設のレストラン

各パビリオンに併設されたレストランでは、その国や地域の特色を活かした料理が提供される予定で、これらのレストランでは、各国の文化や食材を活かしたオリジナルメニューが楽しめると予想されます。​​

まとめ

今後、さらに詳細な情報が発表される予定なので、公式サイトやニュースをチェックしながら、訪問計画を立てるのがおすすめです!

日本国内外から多くの来場者が訪れる万博で、未来の技術と文化が交わる特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?

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